写メ日記｜吉原高級ソープ【ヴェルサイユ】

「⚫︎⚫︎チャン♪ チンポ貸して♡」

　俺の最初に指名したもえは見た目の清楚系に反した淫乱である。そしてエッチなことにも興味津々であり下半身の盛りっぷりにも相当なものがあった。

ぶっちゃけ、体の相性はめちゃくちゃいい。なのでお部屋へ上がり込んでの第一声がこれなのだ。

　しかし応対する俺も慣れたものだ。

　可愛い可愛いもえがこの部屋に俺を連れ込んでやってくるとき、彼女がどういう状態にあってどういう歓待を受けたいのかを熟知している。

「えーっと、俺は今日でオナ禁一週間、かな？」

「うわっ、本当～？ すっごく溜まってるんじゃない？」

「お前が、濃いのが欲しいって言うだろうからな」

「え～～～、助かる！ 精子飢えてた！ ⚫︎⚫︎チャン、マジでそういう私想いなとこ大好きっ！」

　ミュールを脱いで我が物顔で部屋に上がり込み、ガバッと俺に抱き付いてくるもえ。

　香水の匂いだけじゃない。生々しくって男を“その気”にさせずにはいられない発情したメスのフェロモンの匂いも、もえの全身からは立ち昇っている。

「ねぇ～、シャワー浴びてからする？ それとも」

「そのまま」

「だよねぇ？ わかってた！」

　“臭い”じゃなくて“匂い”と表記したくなるほどに、もえが纏う天然フレグランスは俺の下半身をイライラさせ、ガッチガチの本気モードにしてしまう。